VOLTME Revo 100をレビュー｜リーズナブルに手に入るマルチポート搭載の100W出力急速充電器

外出先や旅行先に複数のデバイスを充電するために、マルチポート搭載した高出力の充電器を持っていると荷物が減って便利。

100Wに対応する急速充電器を購入するとなると、やはり価格が高くなってしまうのがネックですよね。

そんな人にマルチポート搭載の100W対応急速充電器「VOLTMEボルトミー Revo 100」を紹介。

高出力の充電に対応したデバイスが増えていく中で、100Wに対応する充電器はどれも持ち運ぶには大きすぎたりと悩みが尽きません。

VOLTME Revo 100は、コンパクトで十分なポート数を備えた持ち運びに最適な高出力急速充電器。

今回は、リーズナブルに購入できる100W急速充電器を探している人に「VOLTME Revo 100」をレビューしていきます。

メーカー様よりご提供していただき記事を作成しています。

VOLTME（ボルトミー）ってどんなメーカー

VOLTMEボルトミーというメーカーを聞いてもあまりピンと来ない人もいるかと思いますが、実は充電分野で20年以上も実績のある大手充電器メーカー。

充電器を安心安全に使用してもらいたい想いから、研究開発から長期間の安全・環境テストを受けた製品だけを販売しています。

VOLTME製品は全てPSE認証取得しています。

VOLTME製のUSB充電器には、GaN III (窒化ガリウム)に加えVOLTME独自に開発された「V-Dynamic」を搭載。

VOLTME Revo 100にもV-Dynamicが搭載されていることもあり、デバイスへ安全に効率よく充電できることが期待できそうです。

VOLTME Revo 100

VOLTME Revo 100の詳細を紹介していきます。

価格	7,580円
サイズ	61.5mm（幅）×64.5mm（高さ）×33mm（厚み）
重量	約176g
カラー	ブラック ホワイト
ポート数	USB-A USB-C×2
充電規格	PPS PD 3.0 QC 2.0/3.0/4.0 ※主要な充電規格を記載しています。
充電入力	100~240V=最大2.3A 50/60Hz
充電出力	USB-C C1/C2 最大100W 3.3~21V=3A/5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A USB-A 最大60W 4.5V=5A/5V=4.5A/9V=3A/12V=3A/20V=3A
PSE認証
保証期間	18ヶ月

VOLTME Revo 100は、最大100W充電出力に対応したマルチポート搭載の急速充電器。

折りたたみ式のプラグを採用したコンパクトな設計。旅行や出張先に持ち運ぶ高出力充電器として最適な1台です。

価格は7,590円とリーズナブル。今まで100Wに対応する充電器を価格とサイズで悩んでいた人とって選びやすい急速充電器です。

VOLTME Revoシリーズ一覧

VOLTME Revo 100｜レビュー

VOLTME Revo 100をレビューしていきます。

ケーブルは付属していないので、別途購入する必要があります。

ご提供いただいたカラーはブラック。

光沢のないプラスチック素材を使用していますが、軽く引っ掻いただけでは傷がつかず目立ちにくい設計をしています。

搭載しているポートは、USB-AとUSB-C×2ポートと計3ポート搭載。

充電ポート上部にあるLEDインジケータは、充電器が正常に給電されると点灯する仕組みになっているので安心して使用できます。

プラグを収納できて高出力ながらコンパクトで軽量

Revo 100は100W出力に対応した充電器ですが、高出力ながらコンパクトで軽量さを兼ね備えた急速充電器です。

手にとってみると手のひらほどのコンパクトなサイズ。

このサイズで100W出力に対応しているので、高出力の充電器を持ち運びたい人には嬉しいサイズ感です。

マルチポート搭載している最大100W出力対応の「Baseus GaN2 Pro Quick Charger」と比較してもかなりコンパクト。

Revo 100は3ポートのみ搭載とはいえ、このサイズ感は嬉しい設計ですよね。

マルチポート搭載しているのにもかかわらず、重量は177gとかなり軽量。

コンセントに直接差し込むタイプの充電器ですが、プラグは収納できる設計をしています。

やはり高出力の充電器を持ち運ぶ上で、重量と本体サイズはどうしても重視したい部分。

Revo 100なら高出力でありながらコンパクトで軽量なので、持ち運び用の高出力な急速充電器を探している人に最適な1台です。

Revo 100には充電ケーブルは付属していません。

VOLTME製品にはしなやかで絡まない充電ケーブルも販売されているので、Revo 100と一緒に持ち運び用の100Wに対応したUSB-Cケーブルも一緒に購入しておきましょう。

VOLTME PowerLinkシリーズ

マルチポート搭載だが使用ポートによってデバイスの充電に注意

Revo 100はマルチポート搭載の充電器ですが、デバイスの組み合わせによって満足に充電ができない場合があるので注意が必要です。

Revo 100で充電をする場合、ポート数と場所に応じてデバイスを接続すると充電出力が変わる設計をしています。

基本的には一番下のポートを使用すれば最大65Wの出力は確保されているので、MacBook Proなどを充電が可能です。

USB-AにiPhoneと中央のUSB-Cポート（C2）にiPad Proなどの組み合わせで使用すると、各ポート最大12W出力の計24W出力になりUSB-Aで充電ができない設計になっています。

複数ポートを使用して充電する場合は、各ポートの最大充電出力に対応したデバイスでなければUSB-Aポートを使用できない仕様になっています。

もしUSB-Aを使用してiPhoneとiPad Proを充電する場合は、iPad Proを一番下のUSB-Cポート（C1）を使用しなくてはいけません。

3ポート使用する場合も同様に、最大12W以下までに対応したデバイスでないとUSB-Aの充電ができなくなります。

この仕様がかなりストレスで、MacBook ProとiPad ProをUSB-Cで充電してUSB-AでiPhoneを同時に充電するっていう使い方ができません。

持ち運び用の充電器なら使うたびにポートを選べばいいのですが、デスク下に潜らせて使用したいっていう人にはおすすめできない充電器です。

VOLTME Revo 100｜出力テスト

VOLTME Revo 100の各ポート使用時の出力テストをしてみました。

各ポートの充電出力をチェック！

充電残量などで充電出力が変動しますが、USB-Aポートを使用してiPhoneを充電する場合、デバイス側のバッテリー保護が原因で5W前後の出力で充電されます。

USB-Aポートの出力もそれなりに出ていますし、USB-PDに対応するC1&C2もしっかりと出力が出ているのを確認できました。

MacBook Pro 13インチのシステムレポートを見てみると、単ポート使用時には100W対応の充電器として認識されています。

VOLTME Revo 100 レビュー｜まとめ

Revo 100はコンパクトに持ち運べる100W出力対応の充電器だけに、デバイスの組み合わせによって出力が足りずUSB-Aポートが使用できなかったりと少し癖を感じた充電器でした。

正直、MacBook Pro+αのデバイスをフルに充電できると期待していただけに、デバイスの組み合わせによってUSB-Aが使えなくなるのはかなり残念。

とはいえ、ここまでコンパクトな高出力の充電器は貴重な存在。外出先や旅行先に使う充電器として適している1台でした。

今回は、コンパクトでリーズナブルに購入できる100W出力対応の急速充電器「VOLTME Revo 100」をレビューしました。