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QCY H3をレビュー|多機能でコスパ最高なハイレゾ対応ワイヤレスヘッドホン

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ハイレゾ音質でノイズキャンセリング機能など多機能なワイヤレスヘッドホンほど、全ての機能を欲張ってしまうと高価なものばかりで初心者の人には選びにくいんですよね。

多機能で高性能なヘッドホンをリーズナブルに購入したい人に、ハイレゾ対応のワイヤレスヘッドホン「QCY H3」を紹介

QCY H3
  • 6,980円で購入できるほどリーズナブル
  • アクティブノイズキャンセリング搭載
  • 外音取り込みモード搭載
  • マルチポイント対応
  • 有線で繋げばハイレゾ音質で楽しめる
  • バランスが良く豊かな音域を再現する高音質
  • 着脱感知機能が非搭載
  • ワイヤレスではハイレゾ音源で音楽を聴けない
  • 外音取り込みモードは風切り音が強く聞こえる

QCY H3は7,000円程度で購入できるとは思えないほど、アクティブノイズキャンセリング機能など欲しい機能が全て詰まっている高音質なコスパが良すぎるワイヤレスヘッドホン。

有線で繋げばハイレゾ音源を楽しめますし、気軽にハイレゾ音質で音楽を楽しみたい人にも最適。

今回は、多機能で高音質なのにリーズナブルに購入できるワイヤレスヘッドホン「QCY H3」をレビューしていきます。

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メーカー様からご提供いただき、率直なレビューを元に記事を作成しています。

Contents

QCY H3

QCY H3の詳細を紹介していきます。

価格6,980円
重さ260g
カラーバリエーションブラック
ネイビー
ホワイト
入力プラグ3.5mmステレオミニプラグ
充電端子USB-C
充電時間/最大再生時間充電時間
約2時間
最大再生時間
ANC ON:35時間
ANC OFF:60時間
ドライバー40mmダイナミックドライバー
対応コーデックAAC
SBC
伝送帯域20Hz~40KHz
接続方式Bluetooth5.3
ENCノイズリダクション
ANCノイズキャンセリング
外音取り込みモード
対応
マルチポイント最大2台まで対応
ゲームモード対応
QCY H3|詳細

QCY H3はアクティブノイズキャンセリング/外音取り込みモード搭載に加えて、ハイレゾにも対応している多機能なワイヤレスヘッドホン。

マルチポイントにも対応しているので、最大2台までのデバイスと同時に接続することだって可能です。

40mmダイナミックドライバーを備えているので、クリアで迫力のあるバランスの良いサウンドで音楽を楽しめます。

LDACには非対応のためハイレゾ音源を聴くには有線で使用する必要がありますが、ワイヤレスでも十分満足度が高い1台。

手頃な価格でハイレゾ音源を聴きたい人、アクティブノイズキャンセリングやマルチポイントの機能が欠かせない人に最適なワイヤレスヘッドホンです。

QCY H3|レビュー

QCY H3をレビューしていきます。

同梱物
  • H3本体
  • 3.5mmステレオミニプラグ(1.2m)
  • USB-A to USB-Cケーブル

※充電アダプターは同梱していません。

ブラックとホワイトのH3をご提供してもらいましたが、どちらもマットな質感でリーズナブルな価格で購入できるとは思えない仕上がり。

ブラックは中英版のためホワイトをレビューしていきます。

WH-1000XM4にどことなく似ているハウジングは、シンプルなデザインなのも魅力的。

専用のケースなどは付属していないですが、折りたたんでコンパクトに持ち運べます。

ヘッドホンを使用するときに左右の向きで悩んでしまうことがあるのですが、H3はハウジングの内側にL/Rが印字されているので手に取った瞬間に装着する向きがいち早くわかります。

H3本体の重量は約266gと軽量。重いヘッドホンだと肩が凝ってしまったりするので、このくらいの重さであれば長時間使用しても影響はそこまで出ないです。

もちろん技適マークも認証済みで記載もバッチリしてあります。

柔らかく滑らかな質感のイヤーパッドは遮音性が高い装着感

H3のヘッドパッドは低反発メモリーフォームを採用しているので、メガネをかけた状態でも痛くなりにくく快適な装着感で使用できます。

イヤーパッド
ヘッドパッド

イミテーションプロテインレザーと低反発メモリーフォームを採用しているパッドは、滑らかな触り心地で耳に当たる部分が不快に感じることはありません。

ゆう

フワフワとしたクッション性のあるパッドは、耳周りを優しく包み込んでくれます。

ヘッドバンドは10段階まで調整が可能。スライダー部分のデザインがチープな印象を受けてしまいますが、比較的長めに調整できるのは嬉しい設計です。

実際にメガネをかけた状態でH3を装着してみましたが、側圧は少し強く感じました

とはいえ、柔らかいヘッドパッドとの密着度が高く遮音性もバッチリ。しっかりと耳を覆ってくれるので、音漏れのリスクもしっかり軽減してくれます。

カスタマイズ可能なボタンとマルチポイント機能を搭載

H3はタッチコントロールセンサーが非搭載ですが、物理ボタンのカスタマイズを専用アプリから設定ができるので、自分が使いやすいようにカスタマイズができる使い勝手のいいヘッドホン。

H3のボタンや充電ポートなどは右ハウジングに全てまとまってます。

音量調整ボタンは+のみ出っ張っているので、指の感覚だけでも間違えずに操作が可能です。

クリックすると開きます

QCY H3|操作一覧
基本操作
ペアリングモード電源ボタンを4秒長押し
※電源オフの状態で長押し
電源オン電源ボタンを2秒長押し
電源オフ電源ボタンを4秒長押し
ANCモード切り替えANCボタンを1回押す
ゲームモード(低遅延モード)電源ボタンを2回押す
音声アシスタント電源ボタンを3回押す
音楽操作
再生/一時停止電源ボタンを1回押す
次曲音量+を1秒間長押し
前曲音量−を1秒間長押し
音量+音量+を1回押す
音量−音量−を1回押す
着信操作
応答/切断電源ボタンを1回押す
着信拒否電源ボタンを1秒長押し

初めて使用してもどのボタンか指で触れただけでわかりますし、なによりANC切り替えボタンが離れた位置にあるので、誤操作によるストレスを抱えることはありませんでした。

搭載されている電源ボタンや音量+/−ボタンは、デバイスとペアリングして専用アプリから不要な操作を削除したり自分が操作しやすいように割り振ることが可能です。

クリックすると開きます

QCY H3|ペアリング方法
STEP
デバイスとペアリングをする

H3を初めてペアリングする場合は、電源ボタンを2秒長押しするとLEDランプが赤と青と交互に点滅してペアリングモードに移行します。

ペアリングモードに移行するとデバイスのBluetooth設定から「QCY H3」をタップして接続すれば、デバイスとのペアリングは完了です。

STEP
マルチポイントで接続する

2台目のデバイスをマルチポイントでペアリングする場合は、1台目のデバイスとの接続を解除します。

2台目のデバイスをペアリング方法を参考にして接続したら、1台目のデバイスとのBluetooth接続をオンにするとマルチポイントでのペアリングができます。

QCY

QCY

Dongguan Hele Electronics Co., Ltd.無料posted withアプリーチ

専用アプリからできること
  • ポップアップペアリング
  • ボタンのカスタマイズ
  • イコライザーの調整
  • ノイキャンの調整

※Androidのみ対応

H3は最大2台のマルチポイントで接続も可能なので、iPhoneとMacBook Proみたいに接続しておけば、PCで音楽を聴いていてもスマホの着信にいち早く反応ができて便利。

なかなか価格が安いとマルチポイント機能が搭載していなかったりするので、リーズナブルでも便利な機能が搭載しているのは嬉しい限り。

4つのシーンから選べるノイキャンと外音取り込みモード

H3にはシーンに応じて調整できるアクティブノイズキャンセリング機能と外音取り込みモードを搭載しているので、使う環境に合わせてノイキャンの強さを調整ができます。

ノイキャンモード|一覧
  • アダプティブ
  • 騒がしい(騒がしい環境)
  • 通勤(非常に騒がしい環境)
  • 室内(図書館などの静かな環境)
  • 風切り音カット

基本的にはアダプティブを選択しておけば、3基のマイクがノイズを感知して最適なレベルに調整してくます。

車の走行音や生活音もしっかり除去してくれますし、対面して話しかけらたくらいでは聞こえないくらいにノイズをカットしてるほど高性能。

ノイキャンモードの中でも風切り音カットが優秀で、アダプティブでは軽減しきれなかった風切り音もしっかり軽減してくれました。

スクロールできます
レベル1
レベル2
レベル3

ノイズキャンセリング機能を長時間使用していると耳が疲れてしまうという人でも、3段階までノイキャンの強さを調整できるので環境に合わせて使い分けることができます。

外音取り込みモードに切り替えると周囲の音がくっきり聞こえましたが、マイクで拾っている感覚が強く感じました。

特に風切り音を思いっきり拾ってしまったので、風が強い日では外音取り込みモードはあまり使えないと思ってしまったのが正直なところ。

有線接続をすればハイレゾ音質で音楽を楽しめる

ワイヤレスだとハイレゾ非対応

H3はLDACに非対応のため、ワイヤレス接続ではハイレゾ音源を楽しむことはできません

その代わりにハイレゾ音源を再生可能なデバイスに有線接続をすれば、ハイレゾ音質で音楽を楽しむことが可能です。

H3のイヤホンジャックは3.5mmのステレオミニプラグが対応

有線で接続すると自動で電源がオフになり電源が入らなくなるので、アクティブノイズキャンセリング機能などは使用できなくなりますが、本体のバッテリーがなくなってしまっても音楽を聴くことができます

MacBook Proで試聴

M1 MacBook ProでAmazon MusicのUltra HD音質で試聴してみましたが、24bit/96kHzで再生が可能でした。

ハイレゾ音源を聴くには対応した音楽プレイヤーなどが必要です。

QCY H3|音質チェック

H3はリーズナブルで手に入るワイヤレスヘッドホンですが、そんな価格を感じさせないほどバランスが良い高音質なヘッドホンでした。

QCY H3|音質評価

高音域
1
2
3
4
5
中音域
1
2
3
4
5
低音域
1
2
3
4
5
バランス
1
2
3
4
5
遅延
1
2
3
4
5

ワイヤレス接続時の音質を評価しています。

40mmダイナミックドライバーを採用していることもあり、迫力のある低音にクリアな中高音域。正直、この価格で購入できるのがビックリするぐらい、バランスが良く長時間聴いていても疲れにくい高音質でした。

有線で接続してハイレゾ音質で聴いてみると、解像度も上がり臨場感のある音質で音楽を楽しめました。

アプリからイコライザーの調整も可能

専用アプリからイコライザーの調整ができるので、自分好みの音質に調整することもできます。

定位感もバッチリですし、遅延も少なく映画などのコンテンツを楽しむのにも最適です。

QCY H3 レビュー|まとめ

QCY H3はアクティブノイズキャンセリング機能と外音取り込みモードに加え、マルチポイントに対応しているのに10,000円以下で購入できるとは思えないくらい満足度の高いヘッドホンでした。

QCY H3
総合評価
( 4.5 )
メリット
  • リーズナブルに購入できるワイヤレスヘッドホン
  • 環境に合わせて調整できるノイキャン搭載
  • 外音取り込みモード搭載
  • 有線で繋げばハイレゾ音質を楽しめる
  • バランスが良くクリアな高音質
デメリット
  • 風切り音を拾いやすい外音取り込みモード
  • ハイレゾ音源を聴くには有線接続をする必要がある

やはり1番のネックな部分はLDAC非対応で、ハイレゾ音源を楽しむためには有線で接続しなくてはいけない点。

とはいえ、ワイヤレスでも十分満たしてくれるほどクリアで迫力のある高音質ですし、この価格帯で外音取り込みモードやマルチポイントなど十分すぎる機能が満載。

リーズナブルに購入できるヘッドホンを探している人にとって、機能性と音質も欲張りたいって人に最適な1台です。

今回は、豊富な機能を備えながら高音質でコスパ最強なワイヤレスヘッドホン「QCY H3」をレビューしました。

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