今まで完全ワイヤレスイヤホンを複数使用してきましたが、自分の声がこもって聴こえてしまうカナル型イヤホンが苦手で閉塞感の少ないオープンエアーのワイヤレスイヤホンを使用していました。
周囲の音も自然に聴こえ集中したい時には没入感に浸れる完全ワイヤレスイヤホンを探したところ、AirPods Proにたどり着きました。
- 外部音取り込みモードが搭載している
- ノイズキャンセリング性能
- iPhoneとの相性が良いこと
- サイズが大きすぎない
- 音質は普通以上であれば十分であった
外部音取り込みモードが搭載している完全ワイヤレスイヤホンは複数ありますが、AirPods Proの外部音取り込みモードの性能の高さを様々なレビューで拝見したので購入に至りました。
今回はAirPods Proを実際に使用して感じたレビューを詳しく書いていきます!
AirPods Proのスペック
AirPods Proの魅力的なスペックについて紹介していきます。
AirPods Pro
価格 | 27,800円(税抜) |
重量 |
AirPods Pro|10.9g Wireless Charging Case|45.6g |
充電 | Lightningコネクタ|ワイヤレス充電 |
耐水性能 | IPX4 |
ハンズフリー | 対応 |
バッテリー(再生時間) |
AirPods Pro|最大5時間 Wireless Charging Case|最大24時間以上 |
価格は27,800円とかなり高価…Appleプライスですが、価格以上に満足できる機能が搭載しています。
- アクティブノイズキャンセリング機能
- 外部音取り込みモード
- 圧迫感がない通気システム
- 長時間装着しても耳が痛くなりにくい
- 生活防水のIPX4に対応
AirPods Proには、外部の雑音を取り除くアクティブノイズキャンセリングと外部の音を聴き取りやすくする外部音取り込みモードが搭載。2つの機能を使わないモードも搭載しています。
他にも耳の形に合わせて周波数を調整してくれるアダプティブイコライゼーション機能を搭載しているので、バランスの良い高音質で音楽を楽しめます。
AirPods Proをレビュー!
それではAirPods Proをレビューしていきましょう。

Appleから初のカナル型完全ワイヤレスイヤホン。AirPodsに慣れているせいかなんだか違和感が…

- AirPods Pro
- Wireless Charging Case
- イヤーピース(S/M/L)
- USB-C to Lightningケーブル


イヤーピースは3サイズ同梱。従来のカナル型イヤホンのイヤーチップと異なりApple独自の形状をしているので、AirPods Proに対応したイヤーチップを使用する必要があります。
素早く取り出せて長時間快適に使用できる
私自身が完全ワイヤレスイヤホンに感じてきたイヤホンが大きいという悩みも、AirPods Proでは感じることはありませんでした。

イヤーチップ部分も従来のカナル型イヤホンと比べると小さく、イヤホン自体の重みも片方5g程度と軽量。
イヤーチップも柔らかくAirPods Pro搭載の通気システムのおかげで、長時間着用していても耳が痛くなりにくく快適そのもの。

Wireless Charging Caseから取り出しやすく、使いたい時にサッと使えてサッと収納できるので使いやすいです!
Wireless Charging Caseはワイヤレス充電に対応
Wireless Charging Caseはワイヤレス充電に対応しているので、置くだけで簡単に充電可能です。

ワイヤレス充電器を持っていない人は、Lightningコネクタでの充電が可能。

できればUSB-Cがよかった…


スタンドタイプの「Anker PowerWave 7.5 Stand」と平置きタイプの「Anker PowerPort Qi 10」を使用してみましたが、Wireless Charging Caseを充電するなら平置きタイプのワイヤレス充電器が最適でした。
AirPods Proの使い方はとにかく簡単!
AirPods Proのペアリング方法はめちゃくちゃ簡単!

Wireless Charging Caseを開くだけでiPhoneやiPadと接続できます。
一つの端末でペアリングをしておけば、同一のiCloudアカウントでサインインしているiPhone・iPad・Macとのペアリングは完了しています。
Bluetoothの設定からAirPods Proを接続するだけで、接続デバイスの切り替えができてめちゃくちゃ使いやすい!
AirPods Proを最大限楽しめるように装着状態をテストできる
カナル型イヤホンはしっかり密閉されている状態でないと音質の悪化や音漏れに繋がるので、イヤーチップのサイズを適切に選ばなくてはいけません。
AirPods Proではイヤーチップの装着状態のテストができるので、ユーザーの耳の形状に合わせたイヤーチップのサイズを簡単に選択できます。


イヤーチップの装着テストをするには、「設定」→「Bluetooth」→「AirPods Proの右にある〝!〟」→「イヤーチップ装着状態をテスト」から診断が可能。


「続ける」→「再生ボタン」でイヤーチップの装着状態のテストが開始されます。
選んだイヤーチップが適切であれば「密閉されています」と表示されるので、どのサイズのイヤーチップが快適なのか簡単に診断が可能。
AirPods Proを直感的に操作できる
AirPods Proには感圧センサーで反応するリモコン機能が搭載しています。

AirPods Proの操作は「押す」ではなく「つまんで」操作。
- 1回押す|再生・一時停止/受話・切断
- 2回押す|前送り/通話中
- 3回押す|後送り
- 長押し|モードの切り替え・Siri
AirPods Proから音量調整ができないので、Siriに話しかけるかデバイスから調整する必要あり。
基本的な操作は以上になりますが、Siriをうまく活用することで電話をかけたりiPhoneを使わずに操作が可能。
音量調節ができないのは残念…流石に外出先で「Hey,Siri!音量を下げて!」っていうのは恥ずかしい。


AirPods Proを長押しした時の設定を左右それぞれ変更できます。
デバイスの「設定」→「Bluetooth」→「AirPods Pro右の〝!〟」→「AirPodsを長押ししたときの操作」から変更が可能。
各AirPods Proに設定できるのは、「ノイズコントロール」「Siri」の2つ。
ノイズコントロールでは各モード切り替えの有無を設定できます。
簡単に環境をスイッチできる3つのモード
AirPods Proのスペックで説明した通り、環境に合わせて切り替えできる3つのモードが搭載しています。
- アクティブノイズキャンセリング
- 外部音取り込みモード
- オフ
オフモードでは、従来のカナル型イヤホンのように自分の声がこもって聞こえます。
アクティブノイズキャンセリングイヤホンはめちゃくちゃ高性能!切り替えるだけで周囲の雑音をかき消してくれます。
AirPods Proを購入する際に決め手となった外部音取り込みモードは、周囲の音を聴き取りやすくするモード。
外部音取り込みモードに切り替えるだけで周囲の音が自然に聴こえてくるので、周囲の音を察知したい時などめちゃくちゃ重宝します。

自分が求めている環境にグッと整えてくれてマジでやばい…
モードの切り替え方法
AirPods Proのモード切り替えは、iPhoneやAirPods Proから切り替えが可能。


デバイス側の簡単な切り替え方法は「コントロールセンター」→「音量調整を強く押し込む」→「モード選択」すれば、AirPods Proのモード切り替えができます。
AirPods Proの操作方法でも書いた通り、本体を長押しすればモードの切り替えが可能です。
AirPods Proは十分高音質だけど…
正直、他メーカーの3万円ぐらいの完全ワイヤレスイヤホンと比べると音質は劣っていると感じました。
劣っていると言っても、耳の形状に合わせて低音・中音域を自動調節してくれるアダプティブイコライゼーション機能が搭載しています。
どんな音楽を聞いても低音は力強く、中高音域はクリアで全ての音域がバランスが良く高音質で音楽を楽しめます。
ですがノイズキャンセリング・外部音取り込みモードが搭載している「Sony WF-1000XM3」の方が、音質を求めている人にとっては最適です。
私がAirPods Proを購入したのは、アクティブノイズキャンセリングと外部音取り込みモードの性能が決め手でした。
音質を強く重視していないけど没入感に浸りたい人や周囲の音が自然に聴こえるイヤホンを探している人は、AirPods Proが最適です。
AirPods Proはデスクワーカーに最適解な完全ワイヤレスイヤホン
周囲の音を察知したい時と集中したい時など環境を簡単にスイッチできる、優秀なワイヤレスイヤホンを探していました。
AirPods Proの価格は手が出しにくいほど高価ですが、Appleのテクノロジーが詰まったAirPods Proを購入して正解でした。
- 没入感に浸りたい人
- 周囲の音が自然に聴きたい
- 音質もそれなりに重視したい
- カナル型イヤホン特有の圧迫感がないイヤホンを探している
- イヤホンを長時間着用する人
カナル型イヤホン特有の圧迫感があって自分の声がこもってしまう感覚が苦手だったんですよね…
AirPods Proは自分の声・周囲の音もイヤホンをつけていないように自然に聴こえるので、カナル型イヤホンのデメリットをすべて解消してくれるイヤホンでした。
自身の環境を簡単に切り替えできますし、アクティブノイズキャンセリングの性能の良さは感動するぐらい。
今回はAirPods Proをレビューしました。
長時間イヤホンを着用して作業するデスクワーカーに使ってもらいたい完全ワイヤレスイヤホンです!
AirPods Proと一緒に購入しておきたいアクセサリー
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